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死は悲しいだけではない~「西の魔女が死んだ」を読んで

「西の魔女が死んだ」
を読みました。
(遅いですね(^-^;)

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梨木香歩さんの描く温かい世界にひきこまれ
死が肉体の消滅であっても
魂は生き続けることを
より確信できたような気がして
俄然この著者のファンになってしまいました。

少女まいがおばあちゃんの家で暮らす日々は
生きるということは
学校なんかがすべてではなく
日々の営みを怠りなく積み重ねることが肝腎であって
ちいさな世界だけで閉じこもり息苦しくならないでいいんだよ・・・という
メッセージを感じました。

暮らしのなかの活き活きとした工夫や
おばあちゃんの頻繁に見せる「にやり」の表情が
温かくて好きです。

魔女になる修行、ととらえると
生きることが何やら苦しくなくなって
視点がちょっと上昇気流にのるみたい。

またゲンジさんの存在は
何を伝えようとしていたのだろうか。

決して善としての真っ直ぐな存在ではなかったけれど
おばあちゃんの人を疑わない姿勢(もっと的確な言葉があるはずなのに浮かばない)が
ゲンジさんにジワジワと伝わって
最後には
ゲンジさんのおばあちゃんへの親愛の情がありました。

ひとは信じ抜くことで
変わる存在だということを
伝えたかったのかもしれません。

昨年は毎週1冊の読書を目標にしながら
まったく達成できなかったので
今年こそその目標に向かって本をいつも傍らに・・・が
目標です。

大事なのは
量ではなく質なんですけれど、ね。






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[ 2017/01/25 07:15 ] | TB(0) | CM(4)
梨木さんの本
こむぎさんへ

私も梨木さんの本すきです。
何か大きな目に見えない力に支えられている感じ
生命の連鎖、やさしさの連鎖みたいな
あったかい大きな力。。

「鳥と雲と薬草袋」のエッセイも言葉の響きを
楽しんでいる感じが素敵な本。今読んでるところですー。
[ 2017/01/25 07:53 ] [ 編集 ]
大好きです
こむぎさん、梨木ワールドへようこそ♫

梨木さん・・・と、不遜にも友人のようにして呼んでいます。
でも、梨木さんの児童文学時代から、もう二十年以上のおつきあい、
しかも同世代なので、許していただけるよね、と勝手に思い・・・笑。
たぶん、いいところだけでなく、イマイチなところも含めて
よく知っている友人のような作家さん。
ほぼほぼ全部読んでいると思います。
(時々、あまりにも壮大なテーマで自滅してしまう感が)

とにかく、きちんと仕事をなさる作家さんです。
最新シリーズ『岸辺のヤーピ』は梨木さんの学んできた英国児童文学の
良き伝統を受け継ぎ、去年の岩波書店創立記念の描き下ろし
『海うそ』は、私の中で、梨木最高作でした。
『海うそ』は梨木さんがずっと描いてきた
受け継がれていく命のつながりがさらに深められていると思います。

手芸のお好きなこむぎさんなら『からくりからくさ』(新潮文庫)も
おもしろいかもしれません。
染色や機織りを生業にする娘たちを通し、いのちのつながり、時の流れが
描かれる作品です。
『海うそ』以前の、私が一番好きな作品です。

ごめんなさい、勝手なことばかり熱く語ってしまいました。
お許しを。
[ 2017/01/25 07:55 ] [ 編集 ]
和音さんへ♪
> 何か大きな目に見えない力に支えられている感じ
> 生命の連鎖、やさしさの連鎖みたいな
> あったかい大きな力。。
生きていくために
大切なやさしさが力強さとともにありますね。
重苦しいものがふっと軽くなるような。

> 「鳥と雲と薬草袋」
読んでいらっしゃるんですね。
私はまだ梨木さん2冊目なんですが
いろいろ読んでみたくなりました。
[ 2017/01/26 07:31 ] [ 編集 ]
ぴあ乃さんへ♪
梨木さんのことを初めて意識したのは
ぴあ乃さんのブログからです(^^♪

去年「不思議な羅針盤」読んだのが初でした。
言葉の使い方の素敵な世界が広がって
文章のちからを強く感じました。

> 梨木さんの児童文学時代から、もう二十年以上のおつきあい、
ぴあ乃さんと梨木さんの長く熱いつながり
私にはとっても憧れです。
昔、森村桂さんの描く世界に
夢中になっていたころを思い出しました。
うんと幼い心でしたが
夢中になれる世界が本という空想であっても
生きるちからを与えてくれることを
知ったころだったような気がします。

ぴあ乃さんのように
ひとりの作家さんを隅々まで知り尽くすって
すごいです。
きっとお仕事としても通じていらっしゃるのでしょうね。

『岸辺のヤーピ』 『海うそ』
そして『からくりからくさ』(新潮文庫)
メモしました♪
ありがとうございます♪
また読書への恋心、膨らんでます。

[ 2017/01/26 07:51 ] [ 編集 ]
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