日々ぽつぽつ

ささやかな暮らしを大切に 日々を慈しみたい

死は悲しいだけではない~「西の魔女が死んだ」を読んで

「西の魔女が死んだ」
を読みました。
(遅いですね(^-^;)

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梨木香歩さんの描く温かい世界にひきこまれ
死が肉体の消滅であっても
魂は生き続けることを
より確信できたような気がして
俄然この著者のファンになってしまいました。

少女まいがおばあちゃんの家で暮らす日々は
生きるということは
学校なんかがすべてではなく
日々の営みを怠りなく積み重ねることが肝腎であって
ちいさな世界だけで閉じこもり息苦しくならないでいいんだよ・・・という
メッセージを感じました。

暮らしのなかの活き活きとした工夫や
おばあちゃんの頻繁に見せる「にやり」の表情が
温かくて好きです。

魔女になる修行、ととらえると
生きることが何やら苦しくなくなって
視点がちょっと上昇気流にのるみたい。

またゲンジさんの存在は
何を伝えようとしていたのだろうか。

決して善としての真っ直ぐな存在ではなかったけれど
おばあちゃんの人を疑わない姿勢(もっと的確な言葉があるはずなのに浮かばない)が
ゲンジさんにジワジワと伝わって
最後には
ゲンジさんのおばあちゃんへの親愛の情がありました。

ひとは信じ抜くことで
変わる存在だということを
伝えたかったのかもしれません。

昨年は毎週1冊の読書を目標にしながら
まったく達成できなかったので
今年こそその目標に向かって本をいつも傍らに・・・が
目標です。

大事なのは
量ではなく質なんですけれど、ね。






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[ 2017/01/25 07:15 ] | TB(0) | CM(4)

本屋さんは私の癒され処

稲城市若葉台にある コーチャンフォーは
巨大なワンフロアに書籍、文房具が並ぶ。

大きな書店が新しくできたと聞くと
行ってみたくなる。

こんな書店が近くにあったら
いくつになっても
しょっちゅう行っちゃうだろうなあ。
散歩がてらエネルギー補給のために通っちゃうな。

でもこちらは広すぎてワクワクが
ドキドキに変わり
じきにアセアセに。
つまりあまりにも夢が膨らんでしまい
(歳を重ねてもまだ夢だけはみてしまう^^)
自分の能力が全く追いつかず無力感に浸るという経過です。

本屋さんは私にとって夢をみる場所でもあり
現実を突きつけられるところでもあり・・・
それでも本の森を彷徨うのは
やっぱり至福のとき。

と言っても
読書家とは程遠く
読みたいという気持ちと
実際に読める量のギャップがあまりに離れすぎて
自己嫌悪に陥るんだけど。

併設のドトールで
コーヒーとミラノサンドのセットで一息。
このパターンもまたなんとも幸せ。

大きい書店が増えると
どうしても小さな書店にしわ寄せがきますね。

昔、学校の帰り道の途中にあった小さな本屋さんの存在は
未知の世界への入り口だったから
もっともっと個性的な本屋さんが街角に成り立てばいいなと
そんな夢も見てしまう。





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[ 2016/01/25 17:01 ] | TB(0) | CM(10)

赤毛のアンは今も心の奥深く

私が少女だったころ(果てなく遠くもあり、つい先日のようでもあり(^▽^;))
「赤毛のアン」に夢中になっていました。
多くの少女がそうだったように。

残念ながら朝の連続テレビ小説はいつも見られず
話題についていけなかった私なのですが
小説をもう一度読んでみたくなりました。

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といっても
昔の本はすでに手元になく
10年くらい前に買った講談社文庫が家にありました。
その頃にももう一度読みたい衝動があったんですね、きっと。
10年前、どうしてそんな衝動が起こったのか、今では思い出せませんが。

訳が村岡花子さんではなく
掛川恭子さん。

でもやっぱり面白くて
夢中になって読んでいます。

あの頃の少女(私のことです)はもう決してフレッシュとはいえない域に達してますが
ココロはまだ少女のままの部分が確かに厳然と残っているんだわ!

そしてアンの何事にも新鮮な感激を表現するあのエネルギーって
いくら歳を重ねたって大事なことなんじゃないかしら、って
思えてきたんです。

ちょっと忘れかけていたことを
思い出させてくれたみたい。

感受性の豊かなアンに惹きこまれながら
美しいものや美しい心に憧れ
また刺激され
多感な時期を過ごしたことを
今、鮮やかに思い出しています。





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[ 2015/10/16 22:06 ] | TB(0) | CM(6)

思い込み

住まいのスペースは
ゆったり広いほうが
精神的にもゆとりをもたらすと
信じ込んでいました。

最近は
広さは逆によけいな労力を費やすことになるのではないか、と
考えるようになりました。

身の丈に合ったスペースに
スッキリ暮らせたら
時間も労力も無駄にせず
かえって豊かに暮らせるのでは、と思うようになりました。

そう簡単に住まいをチェンジできないけれど
持ち物はどんどん見直して
コンパクトにしていきたい。

そうしていつでも
思い描く住まいにたどり着けたらいいなと
思います。

持ち物を少なくすることを目指すなんて
今だからこそ得られたことです。

新しい電化製品、美しいインテリア
便利な道具
欲しいものを持つことが幸せだと漠然と思い込んでいました。

勿論、今でもそれを否定するばかりではありませんが
ちょっとだけ立ち止まって
今持っているものを最大限生かし
使いこなしていないものとは別れ
新たなモノは増やさないようにできたら
すごく新しい空間と時間が広がるような気がします。

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こちらの
ドミニック・ローホー著「屋根ひとつお茶一杯」は
今までの暮らし方に
疑問を投げかけて
そのうえ私にとってはかなり過激なこともごく自然に言ってのけています。

かなり衝撃的なこともチラホラありますが
取り入れられることは取り入れ
当たり前と思っていた常識を考え直してみるきっかけになっています。


追記
「ガラクタ捨てれば自分が見える」を
ドミニック・ローホー著書と勘違いしていましたが
正しくはカレン・キングストン著です。
一部削除いたしました。
ごめんなさ~~い。




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[ 2015/10/01 07:50 ] | TB(0) | CM(8)

辞書をまた使いたい

三浦しをんさんの「舟を編む」を読みました。
もう皆さんとっくに読まれていらっしゃる方が多いと思います。
読むのが遅い私が一気に読んでしまったほど
熱く新鮮なものを感じました。

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ずいぶん遅まきながら
小説って面白いものなんだな~と実感できました。

辞書を編纂することに
人生を捧げる人たちの物語で
その仕事は実に忍耐の必要な努力の賜物だと
思い知らされました。

でも幸せがここにある。
好きなこと、自分の興味の対象を仕事にしている人たちがここにいる。

辞書に最近あまり関心がなくなっていたことに気づきました。

ネットで簡単に調べてしまったり
電子辞書が早いので辞書を手にとらなくなっていました。

言葉の意味を教えてくれる辞書は
勿論欠かせぬ存在なのですが
作る過程を詳らかにしてくれたこの作品は
視野を広げ
モノの見方を教えてくれた一冊です。

そして言葉は時代とともに変遷していく生き物で
辞書は完成した瞬間から
改訂が必要になっていく、なんて
あまり意識していなかったので衝撃でした。

改めて書物としての辞書を手にとり
内容は勿論のこと
紙の触感にももっと敏感になろう。

辞書の用紙の開発に力をいれる製紙会社の存在にもふれていて
そのくだりもとても興味深い。

胸に迫る個所があまりにもたくさんありましたが
最後に本のタイトルの意味が述べられている文章を引用しておきます。

「辞書は言葉の海を渡る舟だ」
魂の根幹を吐露する思いで、荒木は告げた。
「ひとは辞書と言う舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。
もっともふさわしい言葉で、正確に、思いをだれかに届けるために。
もし辞書がなかったら、俺たちは茫漠とした大海原をまえにたたずむほかないだろう」
「海を渡るにふさわしい舟を編む」
松本先生が静かに言った。
「その思いをこめて、荒木君とわたしとで名づけました」
きみに託す。
声にはしなかった言葉を聞き取ったのか、馬締は円卓から両手を下ろし、
姿勢を正した。

「舟を編む」   三浦しをん著 光文社 




                     ♡ ♡ ♡



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今日の強風にも花びらがほとんど落ちないユキヤナギ。
強さに敬服(^^ゞ


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[ 2015/04/03 21:13 ] | TB(0) | CM(10)