日々ぽつぽつ

ささやかな暮らしを大切に 日々を慈しみたい

標高2612mの銀世界


長野の旅のこと
しつこいですがもう少し(;^ω^)続きます。

旅の楽しみは宿も大きなポイントです。

選ぶときはあちこちのサイトやクチコミを比較検討して
好みの宿を探す。
求める要素はやたら多くお客ってわがままです。
かと言って予算はシッカとあるのだから難しい(;^ω^)

本館でなく
新しい離れの素敵な雰囲気に惹かれて
予約したのだけれど
当日「本館の広いお部屋が空いているのでそちらにどうぞ」と
宿のお気遣い。

その計らいは有り難いながらうちには無用。
(だって広さはさほど求めていないから)
なのに何故かふらふらっとお受けしちゃった。
(あんなにこだわって探したのはなんだったかってことです)

確かにお部屋はふたりだけで利用するには
贅沢すぎるほど広く
川の流れを真正面に山並みも美しく
朝陽をいっぱいに浴びることができ
とても居心地よかった。

朝陽宿からの
宿からの眺め。
朝陽が南アルプスの山並みから昇り
窓のすぐ下には太田切川の川音が力強かった。



ただ私が思い描いていた粋とか風情とか
非日常性とか
そういうものとは少し違っていたかな。

でもお宿のもてなしの姿勢には
癒され想い出深い場所になりました。

露天風呂は山の斜面に新緑とツツジの鮮やかな景色が望めて
心身ともに伸び伸びできました。

翌朝
バスとケーブルカーを乗り継ぎ
朝9時くらいには標高2,612㍍の千畳敷カールの絶景に到着し
この時期でも雪はまだしっかりと残っていて
ここからまた完全装備で駒ヶ岳山頂まで登るひとたちも
結構いた。
スキー板を担いでいるひともいた。

実は初心者でもオッケイな季節ならば(7月から9月)
ここから山頂まで登ってみたかった。
しかしこの時期はまだそれなりの装備でなければ危険な箇所もあるそうなので
登るつもりはありませんでした。
いつか登る機会を作りたい。

眺め駒ヶ岳ロープウエーからの
駒ヶ岳ロープウエーからの眺め。

高山植物にはまだまだ早すぎるとはわかっていながら
千畳敷カールの周囲の遊歩道を歩く気は満々でした。
しかし遊歩道はなんとまだ雪の下。
やはり7月から9月くらいの間しか
歩けないのだそう。

何ごとも早め早めな今年だから
もしや?なんて期待していた自分の甘さが恥ずかしい(;^ω^)

千畳敷カール
千畳敷カール。
中央部分の黒い点々はスキーをする人たち。


そういえば春スキー懐かしいな~
20代のころは5月といえばシーズン最後のスキーを楽しんだっけ。
スキーに熱くなっていたころを思い出した。
雪を見るとじっとしていられなくなるあのエネルギーが懐かしい。

この雪景色が
夏には高山植物の見られる楽園になるなんて
自然って力強い。





今日もお越しいただきありがとうございます。
クリックありがとう♪
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへ
にほんブログ村
[ 2018/05/27 18:28 ] 旅のおぼえ | TB(0) | CM(2)

寒天を見直す

木曽奈良井宿をあとにし
伊那市方面へ。

寒天製造の伊那食品工業株式会社の工場と本社の広い敷地を
働く社員のために緑豊かな快適な環境を、という思いで作られた庭園。
それがかんてんぱぱガーデン。

かんてんぱぱガーデン

寒天をもっと知ってもらおうと
一般にも開放している。
その居心地のよさは
この会社の基本姿勢なんだろうなあ。

散策が楽しめるようになっていて
レストランが2軒
そば処ありミュージアムあり
ショップもあり
ゆったりと過ごせる。

どこも手入れが行き届いていて
サービス精神にあふれている。

伊那食品工業は世界のトヨタが師匠と呼ぶほどに
お手本にしたい企業だと言っている。
とにかくヒトが財産であることを実践して成長しているらしい。

亭さつき

寒天レストランさつき亭で
夫は寒天麺・中華味を
わたしは生麩パフェをいただく。

ガーデンかんてんぱぱ

寒天麺は冷やし中華よりも麺に中華タレが馴染んで美味しかった。
日常でもぜひ寒天麺を利用しよう。
低カロリーで嬉しい。

また敷地内に併設の野村陽子植物細密画館も感動的だった。
建物の雰囲気も緑を背景にスッキリとしたフォルムで
目を惹く。

植物画館

展示作品は言葉に言い尽くせないくらいに美しく
美しさだけでなく
観察に力を注いだことが伝わってくるし
線や色彩も繊細なのにくっきりと鮮やか。

植物画


人間の能力って本当に無限だと感じてしまう。

伊那食品工業の現会長の塚越寛氏が
野村陽子さんの植物細密画に感動して
より世に広めたいという思いから
このミュージアムを彼女の作品専門の美術館としたそうです。

景色植物画館からの

植物画はとても根気の要る作業で
しかも植物の姿を活き活きしたうちに
特徴をつかんで完成させなければいけない。
私も憧れて少し描いたことがあるので
その難しさと楽しさが蘇りました。

難しさは
植物のあるがままを忠実に再現しなければいけないので
細部まで正確に細密に描かなければいけないところ。

楽しさは
植物をひたすら観察できる。
観察すれば観察しただけ
今まで見えなかったものが見えてきて
新しい発見がありすごく楽しい。

そんな植物細密画の生の一枚一枚を
たっぷりと鑑賞できるこちらの美術館には
また季節を変えて訪ねてみたい!

季節ごとに展示作品も変わるそうです。
野村陽子さんが
新たな植物にも取り組まれるのかとても興味深い。

のんびりと緑のなかで
寒天への認識も新たにして
日本のお手本になる企業の熱い心意気を感じて
なにか爽やかな気分に浸りました。




今日もお越しいただきありがとうございます。
クリックしていただけると
嬉しいです♪
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへ
にほんブログ村



[ 2018/05/20 06:10 ] 旅のおぼえ | TB(0) | CM(8)

山並みに癒されつつ・・・けんかもあり。

連休明けてから南信州に出かけました。

中央高速

何度来ても魅力いっぱいの信州。
自然や歴史の奥深さは素質だけど
信州の観光センスにはいつも感心させられる。
訪れる人を非日常の気分に浸らせてくれる。

中央高速を
山梨、長野あたりに入ってくると
周りを山並みに囲まれて
それだけで幸せ。

双葉サービスエリアで朝一番の休憩をとり
手入れの素晴らしい併設のハーブガーデンで深呼吸。
今にも咲きそうなラベンダーの蕾もたくさん立ち上がっていました。

ハーブにさほど興味のない夫も
解放感いっぱいな表情(^^♪

ハーブ双葉


最近のサービスエリアはドライブでそこを目的にできるくらい
食事やお土産の品揃えに力がはいっているところが増えていますね。
トイレも美しく
化粧台もおしゃれに完備というところがぼちぼちとあって
車旅が快適になって
ちょっと嬉しくなります。

旧中山道の奈良井宿は
奈良井川沿い一キロにわたって江戸時代の街並みを保存している
日本最長の宿場。

奈良井宿

平日の朝10時ということもあって
まだ観光客も疎らで
ゆったりと江戸時代にタイムスリップ。

二階建ての家屋の
一階部分より二階部分を45㎝ほどせり出させる出梁造りは
奈良井宿にのみ見られる特徴なんだそう。

こんな風情溢れる場所だというのに
なんつーことだろう!
最近は比較的衝突しなくなった我が家のはずが
このタイミングで夫と不機嫌な雰囲気に。

思い出せないくらい些細なことが原因で
寡黙なふたりになっていた(;^ω^)

旅を台無しにしたくないのは
夫も同じ。
お互いにすごくすごく楽しみにしていた旅。
「思いっきり楽しく過ごそう!」と掛け声高かった夫なのに!

もともと穏やかで優しい夫ではあるけれど
年齢とともにぷっつんと切れるときがたまにある。

こんなふうに衝突した後は
決して追い打ちをかけるような詰問口調は
厳禁だったよね~
「なんでそうなるの?」なんて今更言っても
なんの解決にもならない。

こんな時は
ただただ沈黙の冷却時間を30分ほどとって
まったく何事もなかったかのように
別の話題を始める。

うちの場合はこのパターンが一番良い。
と言ってもこれができないような私自身の状況のときも確かにある。
夫から普通に話しかけてくることも多くなった。

不機嫌な雰囲気を長引かせないのが
うちにとっては今一番大切で
(不機嫌な時間はもったいないとお互いに確認済)
ひとときお互いの感情をぶつけ合っても
その火種を長引かせず
短時間にとにかく消して
楽しい時間を極力過ごそうといつも言い合っている。

昔は意見の違いの根源を追及し合うことも必要だったけれど
うちの場合は感情的になったときに
話し合うのは有効ではないという結論に達してる。

根源の問題を話し合うなら機嫌のよい時に。

というわけで
奈良井宿は異様にふたりの距離は遠いまま
(まるで他人のように)
江戸時代の街並みを約一キロ歩いた。
(まるで子供のけんかみたいで笑える)
それでもお昼に行こうと決めていた「カフェ深山」に辿り着きました。
(こんな時でも一緒にご飯する気)

カフェ深山

木立ちの奥に佇むカフェの雰囲気はステキで
ついさっきまでの沈黙は一気に消えた~


シンプルでのんびりとした佇まいが
ふたりの不機嫌の種を上手い具合に呑み込んでくれたんですね。
(なんてグッドタイミング♪)

しんとした木の素材を活かした窓から
周囲の新緑の木々のグリーンシャワーが降り注ぎ
「へそ曲げてたって面白くないでしょ!?」と戒められたようで。

けろっと元に戻る。
まあこの単純さが救い(;^ω^)

なんて厄介な夫婦なんだーっ
ふだんはいたって単純なふたりなんだけど。

いくつになっても一緒に暮らすということは
なかなかに波乱を含んでおります。

こんなふうだけど
楽しい旅(;^ω^)は続きます。




今日もお越しいただきありがとうございます。
クリックありがとう♪
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへ
にほんブログ村

[ 2018/05/17 17:07 ] 旅のおぼえ | TB(0) | CM(0)

仙台~遠刈田温泉の旅

七月半ば
仙台方面に旅に出かけました。

あの「青葉城恋唄」にもあるように
仙台は杜の都、街路樹が想像以上に厚みがあり美しく
さすが仙台と感激。

早朝、地元の方に人気というカフェのモーニングで
仙台の朝を暮らし目線で味わいました。

DSCN0343_convert_20170802194244.jpg
 
DSCN0348_convert_20170802194135.jpg

また夕ご飯には名物の牛タンを
お勤め帰りに一杯的な飲み屋さんでいただき
意外にも(失礼!)すごく美味しくて
やけに嬉しかった。

帰り際のお店のご主人の丁寧な「またどうぞお待ちしています」の言葉と笑顔が
マニュアルとしてではなく心に響いた。

DSCN0318_convert_20170802193946.jpg

たった一日だったのに
仙台が心の奥底に印象深く
またいつか紅葉の美しい季節に行けたらいいな、と思っています。

翌日は温泉と美味しい食事を求めて
「もう一度いきたくなるお宿」を探し
「ここすごく良さそう!」と期待感200%で選んだお宿は
遠刈田温泉「山風木

一番に食事を楽しんでもらいたいというお宿だけあって
本当に食事が丁寧で素敵でした。

ひとさらひとさらの料理に合わせて好きな飲み物を自由(無料)に選ぶ、という
サービスも洒落ていて意外性があって
楽しかった。

カクテルや桃のお酒など
普段あまり飲まないものも試して
豊かな非日常性を味わいました。

お部屋の清潔感、センスも素敵で
お庭の緑をほしいままに楽しめるテラスにも癒されました。

ふだん何かと問題山積な(汗)我が家ですが
夫もゆったりのんびり楽しめたようで
何よりよかった、よかった。

チェックアウト時に玄関で写真を撮ってもらいましたが
お宿のカメラでも撮って下すって
その場でプリントアウトして下さいました。
このサービスも通常されているようで
気遣いを感じました。

至れり尽くせり・・・♪
またもう一度行きたいと
思わせてくれる数少ないお宿です。

こんな気配りの奥深さは
母体が老舗旅館で
別邸のかたちで生まれたお宿なればこそ。
あとから知ったことですが。

なるほど~
宿としてのおもてなしの心が細やかでどっしりとしているのは
長い歴史から辿り着いたものなのか、と
納得できました。


今日もお越しいただきありがとうございます。
クリックやコメントが励みになります♪
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへ
にほんブログ村
[ 2017/08/04 20:33 ] 旅のおぼえ | TB(0) | CM(8)

旅の宿に求めるものは人それぞれ。

趣の異なるお風呂が露天を含め
7か所もあって
自由に入れるという点に魅かれて
こちらのお宿を選びました。

前回の旅の宿も
このタイプでどのお風呂もとても素敵だったので
また同じようなイメージでおりました。

が、今回はいいな~と思えるお風呂はひとつだけでした。
しかも脱衣所も雑多な雰囲気。
ちょっとがっかり。

お風呂がいくつもあることで
ひとつひとつのお風呂の維持管理が
甘くなっていて
質ではなく数で甘んじている姿勢が見えてしまいました。
(客目線って厳しいー!)

夫も同じような感想で
いいお風呂はひとつだけ、と感じたようです。

でも旅先の夕飯の前のお風呂は最高。
つべこべ言わずに
夕飯を楽しみにしましょう。

DSCN0248_convert_20161008090616.jpg

ひと品ずつ丁寧に運ばれ
お料理を素材から調理方法まで
細やかに説明があり
事務的ではない温もりが良い。

DSCN0181_convert_20161008090010.jpg

DSCN0182_convert_20161008090058.jpg

DSCN0183_convert_20161008090144.jpg

DSCN0184_convert_20161008090245.jpg

DSCN0186_convert_20161008090329.jpg

DSCN0188_convert_20161008090422.jpg

和食の素晴らしさを改めて感じ
山の幸、海の幸を活かしたお料理で感心しました。

お宿の印象は
感じもいいし
全体的には大きな欠点はないのです。

ただ違和感のようなものが全体を覆っているような感じ。

チェックインした場所がロビー的なスペースでしたが
食事処も同じ場所だったことは
かなり無理があります。
玄関とダイニングが同じ場所にあるようで
ひっかかりました。

宿泊施設だけでなく
レストランとしての営業もしているようで
手を広げているが故の手薄感のようなものを
感じてしまいました。

宿全体を流れる空気が
煩雑に感じたのはこのあたりに原因があるのかもしれません。

でも決定的なダメージではなく
どちらかといえば「とても良いお宿」です。

ただまた来たいか?というと
次はまた違うお宿を探そうという気持ち。

客の心理というものは
とても小難しい。

今回お宿観察をしつこく記してしまいました。

それだけ私にとって
旅の宿への期待が大きいということに
気づかされました。

旅の記録を残すために
振り返って思い出すことが
記憶をより深く刻むことにもなりました。

でもホント旅って楽しい。





今日もお越しいただきありがとうございます。
長々と旅の記録におつきあいいただきまして
ありがとうございます。
クリックやコメントが励みになります♪
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへ
にほんブログ村

[ 2016/10/10 20:00 ] 旅のおぼえ | TB(0) | CM(11)